育児でのちょっといい話
私は妊娠中、はやく赤ちゃんが
生まれてきてほしい!はやく会いたい!と
幸せなことばかり考えていました。
でも生まれてみれば、出産が終わってから
産後の辛い入院、頻回授乳、赤ちゃんが寝ないなんて普通で全く寝れない日が日々続いていました。
出産前までの自分の時間があって当たり前、
自分一人で行きたいところにいけて当たり前、
寝たい時に寝れて当たり前の毎日を
二十数年過ごしてきたのに、赤ちゃんを産むことによって全てなくなるギャップに
もう無理かもしれないと毎日泣きそうになりながら育児をしていました。
育児に正解はないのに、自分の子は
手がかかる子なんじゃないか、色んなことが心配でここから抜け出したいなんて思うこともありました。
でも私がこんなに弱ってる中でも赤ちゃんにとったら私がいないと生きていけない!
甘えたい!可愛がってほしい!と思っているということにすごく大事さを感じました。
赤ちゃんにとったら私がいないと生きていけないのに、こんなんじゃダメだ!と思い、毎日楽しいことを考えて赤ちゃんと接していました。
生後2ヶ月になると、いつのまにか
私ににっこりと微笑みかけてくれて
こんな弱いお母さんなのに、お母さんと
思ってくれているのかとすごく感動しました。
そして、成長がとてもはやいことに
嬉しさと同時に寂しさもあります。
前はおっぱいを飲んだら寝ていたのに
少しおきている時間が増えたなぁ、
この前までは笑わなかったのに、今日は
笑うことができるようになってるなぁ、
前は咳が出さなかったのに、コンコンと
自分の力で咳ができるようになっているなぁ、
この前までおもちゃを掴めなかったのに今では掴むことが簡単にできるなぁ、
今では私の顔をみると手足をバタバタさせて
にこにこしてくれます。
子供ができることはすごく羨ましくてキラキラしてて大切で可愛くてかけがえないのない物はですが、育児は想像を絶するくらい仕事よりもなによりもきついものだと思います。
ただ、私のおかげで赤ちゃんが育つのでは
なく赤ちゃんのおかげで私が成長できることに本当に感謝しています。
これからも育児を頑張ろうと思います。
育児が辛い時なんて一瞬!
子供の成長をみるのがこれからも楽しみです。